BCPと聞くと、分厚い計画書や大企業向けの取り組みに感じるかもしれません。しかし中小企業でも、災害、感染症、システム障害、担当者不在に備える必要があります。最初はITまわりから始めると進めやすくなります。
連絡手段を決める
緊急時に誰へ、どの順番で、どの手段で連絡するかを決めます。電話、チャット、メール、グループウェアなど、普段使う手段が使えない場合の代替も考えます。連絡網は作るだけでなく、担当変更時に更新することが大切です。
重要データを守る
BCPで最初に見るべきIT項目はデータです。請求、給与、顧客、受注、在庫、図面など、止まると困るデータを洗い出し、バックアップと復旧方法を確認します。データが戻らなければ、場所や人員があっても業務は再開できません。
代替作業を考える
事務所に入れない、担当者が出社できない、パソコンが使えない時に、最低限どう動くかを考えます。クラウド、ノートPC、モバイル回線、紙の一時運用など、完全ではなくても業務を止めない工夫が必要です。
小さな訓練をする
計画は試さないと使えません。1時間だけ社外から必要ファイルにアクセスしてみる、バックアップを戻してみる、連絡網を回してみるなど、小さな訓練で十分です。実際に試すと、机上では見えない抜けが見つかります。
まとめ
バックアップやBCPは、非常時だけの話ではなく、日常業務を安定させるための準備です。壊れた時、消えた時、出社できない時に何から戻すのかを決めておくと、慌てずに動けます。まずは重要データと止められない業務を選び、復旧できるかを実際に確認することから始めましょう。三重県・名古屋周辺の中小企業では、会社規模や業種によって最適な進め方が変わります。自社だけで判断しきれない時は、現場の状況を整理したうえで、外部のITパートナーに相談しながら優先順位を決めると無理なく進められます。
まず確認すること
- 緊急連絡先を更新する
- 重要データの復旧方法を確認する
- 小さな訓練を実施する
バックアップ相談
止められない業務と重要データを先に決める。
故障、災害、誤削除、ランサムウェアに備え、復旧できるかを現実的な運用で確認します。



